有縁物故者追善供養祭
2025/10/29
暑い日はまだ続きますが、急に肌寒くなる日も増えてきましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
セントラルホール横浜葬儀社 営業部部長になりました、髙橋です。
部長として新たな立場をいただき、あらためて「供養の心を大切にすること」の重みを感じております。先代から受け継がれた思いを守りながら、スタッフ一同と共に誠心誠意努めてまいります。
さて、10月26日(日)当社では「有縁物故者追善供養祭」(ゆうえんもっこしゃついぜんくようさい)を行いました。
「有縁物故者追善供養祭」とは春と秋、年二回開催し昨年当社でお送りさせて頂いた故人様に対して、ご住職様にお越し頂き読経をあげて頂く法要になります。
この供養祭は、私たち葬祭スタッフが日々お客様と接する中で、故人様に手を合わせる機会が少ないことから、先代社長が「葬儀社に携わる者として供養の心を捧げる場を」と始められた法要です。
時代の流れとともにお葬式の形式も変化し、昭和・平成・令和を経て「家族葬」や「直葬」が増えてまいりました。そのなかで、「法事を行っていないが、故人は無事あの世に行けただろうか」と心配されるご遺族様も増えてきています。こうした背景から供養祭は、ご遺族様をお招きし、読経供養を通して故人のご冥福を祈る大法要へと形を変えてまいりました。
今日において供養祭は、「故人様を送る」立場として忘れてはならない営みです。故人の冥福を祈るとともに、ご遺族様の安穏を願う。宗派や宗教を超えて、「誰か」のために手を合わせる。その祈りの心を絶やさぬよう、来年も、その先も、法灯を守り続けていくことが、葬祭に携わる者の使命であると感じております。
おかげさまで、供養祭は一度も途切れることなく今年で42回目を迎えます。本年も私たちスタッフが心を込めてお焼香を行い、故人様のご冥福をお祈りいたします。ご遺族様を直接お招きする形ではございませんが、当日ぜひご自宅などから故人様を思い、手を合わせていただければ幸いです。
共に祈りを捧げるお気持ちが、何よりの供養となると信じております。
合掌
(株)セントラルホール横浜葬儀社 ➿0120-907-530





