お焼香について
2022/08/15
こんにちは。まだまだ蝉の声が続くなか朝夕と若干涼しさも感じられるように暦の上では秋となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
セントラホール横浜葬儀社の式場総支配人の髙橋です。
お葬式の中でご質問が多い内容として「お焼香って何回すればいいでしょうか?」の問い合わせを多数いただきます。
菩提寺様やお付き合いのあるご寺院様にお伺いされることがより詳しく正しいご作法になりますが、ここでは我々、葬祭ディレクターの教科書「葬儀概論」に記載されている各宗派のお焼香→統一回数について説明をさせていただきます。
天台宗→3回
真言宗→最初の1回のみ押しいただき3回
日蓮宗→回数に決まりなし
浄土宗→回数に決まりなし
曹洞宗→最初の1回のみ押しいただき2回
臨済宗→最初の1回のみ押しいただき2回
浄土真宗本願寺派→押しいただかず1回
真宗大谷派→押しいただかず2回
ちなみに「押しいただく」というのは右手の親指、人差し指、中指の3本の指で抹香をつかんで、額の前まで持ち上げる行為です。故人様に対して「よいところへ行ってね」や「迷わず成仏してくださいね」など「祈り」や「想い」を抹香にこめる意味があります。
このようにお焼香は1~3回が基本になり各宗派によって違いがありますが正しい作法にてお焼香をすることによって故人様への「祈り」や「想い」が伝わります。
ご自宅にありますお仏壇や、お墓参りの際にあげるお線香の本数も実はお焼香の回数と一緒ですのでぜひこれからお盆参りやお墓参りに行かれる方はお焼香やお線香の正しい作法で故人様に「祈り」や「想い」を添えてみてはいかがでしょうか?
弊社でもお線香やお墓参り用の花束も販売しておりますのでぜひご相談くださいませ。
(株)セントラルホール横浜葬儀社 ➿0120-90-7530