修正会
2024/06/12
新年あけましておめでとうございます。
セントラルホール横浜葬儀社の齊藤です。
今回は修正会(しゅしょうえ)についてご紹介させて頂きます。
1月には新年を迎えた挨拶をするためにと、神社に初詣に行く方が多いのではないでしょうか。仏教寺院では、1月には修正会が開催されます。仏教寺院で毎年、年が改まった1月に行われる法要のことです。もともとは「修正月会」といわれていたものが省略されて修正会と呼ばれています。
修正会は、前の年の反省をして自己を正したあと、新しい年のはじめにその一年間を穏やかに過ごせるように、また人々が豊かな暮らしができるようにと祈願されます。無事に1年を過ごし、新年を迎えられたことを感謝して、お祝い時に唱えるとされているお経を唱えたり、法話が語られたりといった流れで行われます。
修正会の歴史は、中国の年始めの儀式が日本に伝わったものといわれています。中国から伝わった儀式に基づいて、奈良時代には現在の修正会の前身となる悔過会(けかえ)が行われていました。悔過とは仏教の三宝「仏(悟りを開いた人)・法(仏教の教え)・僧(悟りを目指す人)」に懺悔をして反省することです。1年間の自分が起こした過ちを懺悔することで罪が軽くなると考えられていました。
修正会は、主に年末に行われる除夜の鐘で悪いものを落としてから心身を正しく整え、新しい年が素晴らしい1年になるように祈寿する大切な行事です。法事や仏事は私たち日本人の生活に深く関係しています。セントラルホールでは、各法要について知識豊富なスタッフがそろっておりますので、お困りの事などございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。
辰年は、十二支の中で最も縁起の良い干支と言われており、様々な願いを叶えてくれるだけでなく、あらゆる物事をいい方向へ導いてくれる力があるとされています
皆様にとって本年が良い一年になりますようにご祈念申し上げます。
今年もセントラルホール横浜葬儀社を宜しくお願いします。