江戸時代
大名行列&旅人で大賑わい
茅ヶ崎市は東海道五十三次の藤沢宿と平塚宿の間に広がる平坦な場所で、東海道を往来する人たちで賑わいました。東海道を上方に上っていく場合に、通常は富士山は右手に見えますが、茅ケ崎にある鳥井戸橋からは富士山が左に見える珍しい場所で、広重の浮世絵にもなりました。
明治時代
駅が開業すると「別荘地」として人気に!
太平洋に面していて気候が温暖な茅ケ崎市は、鉄道が開業すると東京や横浜から避暑や避寒に訪れる人が増えます。この地に別荘を建てる人も増えていきました。東洋一と言われた結核療養施設・サナトリウムも開院して、多くの有名人が療養のために滞在しました。
昭和時代
海を好む人達が集まる地域になる
昭和に入ると東京から通える海水浴場としても人気になりました。最初は別荘を構える上流階級の遊びだった海水浴ですが、今では多くの人が車で日帰りで訪れるスポットです。また、アリーナなどの整備も進んでいて、マリンスポーツのメッカとなっています。