江戸時代
川を田んぼに生まれ変わらせた「吉田新田」ができる
南区の中央を流れる大岡川が氾濫するたびに、人々は困っていました。1956年に江戸の商人吉田勘兵衛は、江戸幕府から大岡川河口を新田として埋め立てる許可を受けると大規模な工事を行い、1667年に完成させた新田は「吉田新田」と名付けられました。
明治時代
文明開化の大波に乗って日本で初めて石鹸を製造
横浜港が開港された後、現在の南区万世町で堤磯右衛門が日本で初めての石鹸製造所を創業しました。洗濯石鹸、化粧石鹸の製造に成功し各地の博覧会で賞を受賞しました。香港や上海へも輸出され各地からの技術者に指導もしています。
昭和時代
戦時配給の手続きをスムーズにするため南区が誕生!
1943(昭和18)年の第二次世界大戦の時に、中区から分かれて南区が誕生しました。1927(昭和2)年に横浜市の区制が施行された時は、中区の一部でしたが戦時配給制度の手続きを軽減するために分かれました。