成道会
2024/12/21
10月末まで日が差している日中は少し暑さを感じていましたが最近はめっきり気温も下がりコートを着ている方が目立ち始めた今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
セントラルホール横浜葬儀社の三浦です。
今回は12月の仏事、成道会(じょうどうえ)のお話をさせていただきます。
成道会は「おさとりの日」ともいわれておりお釈迦様が長い修行の末12月8日に「さとりを開いた日」を記念して行う法要になります。
灌仏会(お釈迦様の誕生を祝う法要)、以前ブログで書かせていただいた涅槃会(お釈迦様が入滅したご命日に遺徳を偲ぶ法要)と並び「釈尊三大法要(しゃくそんさんだいほうよう)」または「三大法会」と称されております。
仏門に入った僧侶たちは12月1日から12月8日までの間、「臘八大摂心(おおはつろうぜっしん)」と呼ばれる座禅修行を行います。
在来仏教と呼ばれるものは「天台系」「真言系」「浄土系」などの9つの系統にわかれています。
宗派として分ければさらに多くの種類に分けることができます。
宗派によって本尊や飾り方、お焼香の方法などが異なってきますが成道会(おさとりの日)はどのような宗派でも変わらずに重要視されています。
宗派問わずに大切にされる日が一年で何日あるでしょう。
お釈迦様が12月8日に開かれたさとりの概念は数千年経った今でも我々に引き継がれています。
皆様もお釈迦様に感謝しお手を合わせてみてはいかがでしょうか。
また、身近な方のご法要は当社にご相談いただければと思います。
その他相談も随時受け付けておりますので何なりとお申し付けください。